合格発表までは地獄の日々

苦悩の表情大学受験

2022年大学入学共通テスト平均点が50点も下がるという大波乱。
この結果を受けて、多くの学生が当初よりも志望校を落として受験することになりました。

我が子も同様、第一志望をあきらめ第二志望を受験することになりました。

平均が落ちるということは、皆が点を落としているわけだから、志望校ランクを落とす必要はないのでは?

理屈ではそうです。

ですが、現実に「本当はとれるはずだった点から50点も低い」状況になった者の心理はそうはなりません。

しかも、全員が50点低かったわけじゃなく、中にはそれほど点を落とさなかった受験生もいるわけで、もしかしたら自分だけが点を取れなかったんじゃないかという疑心暗鬼になるのは仕方のないことです。

難関校ほどボーダーラインの読みが難しくなってきます。

我が子も例外ではなく、目標点よりも60点も下がり、模試ではA判定だったはずの
第二志望の大学でさえC判定に落ちるという
まさに崖っぷち状態で前期試験に臨むことになりました。

後期も同じ大学に出願していましたから、
前期でダメだったらまず「万事休す」。
もう後がない状態です。

各大学の前期試験は2月25,26日(医学部は27日まで)に行われました。

合格発表は大学によって違いますが、我が子の合格発表3月8日
試験から発表まで10日間あったわけです。

先ほども書きました通り、共通テストで失敗し、
後期試験も望み薄。

共通テスト利用で受験した私立大学も当然不合格

そうして臨んだ前期試験でしたが、ここでも波乱

配点が高い数学で、毎年出題されている大問2題
ばっちり対策して臨んだはずか、まさかの出題されず

今年の受験はいったいどうなってんだ?! (怒)

我が子は完全に落ちたと思い、がっくり意気消沈
憂さを晴らすように毎日外を出歩いて高校時代や中学時代の同級生と遊びまくる始末です。

私たち親としても
せっかくこの1年必死に受験勉強してきたのに、
かわいそうな気持ちで一杯でした。

ここで浪人なんてことになったらはたして我が子のモチベーション
あと365日ももつだろうかと心配にもなりました。

受験まで、コロナに罹患しないよう、家族全員が対策にピリピリしました。
共通テストの初日には東大前で傷害事件が起きました。
2日目には深夜早朝に地震が発生し、飛び起きました。
しかも試験が難しすぎて受験者平均点が大幅下落
あまりに難しすぎて女子の中には試験中に泣き出す子もいたそうです。
前期試験も傾向が変わり、平均点が下落。

これまで、こんな年があったでしょうか。

「最後、最下位でかまわないから、どうか合格点に引っかかってくれ~!」

日頃神様を本気で信じてないくせに、毎日神頼みをしました。

そうして運命の合格発表日

パソコン画面に我が子の受験番号があった瞬間
我が子は思わず絶叫し、号泣

「受かったー!! この一年苦しかったよーーーー!!!」

思わず私もうれしすぎて涙が出てきました。。。

日頃強気な発言ばかりで弱みを見せることを極端に嫌う我が子が
これほど私の前で号泣したのは初めてです。
赤ん坊の頃でさえこんなことはなかった。

よほど頑張ったんだね。

よほど苦しかったんだね。

わかってるつもりだったけど、わかってなかったな。
本当にごめんな。

このような家庭はうちだけじゃないと思います。

合格したみなさん、本当におめでとう。

合格できなかったみなさん、残念だったね。本当にがんばったよ。
君の努力が足りなかったせいじゃない。
今年は悪条件が重なりすぎだよ。

いまは悲しいだろうけど、
あと1年苦しいかもしれないけど、
今までの努力は無駄じゃないよ。

来年は今年よりもいい大学合格を目指せるよう
気持ちが切り替わるのを待とう。

 

応援してるよ。

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