電力不足は深刻。省エネ、電力消費量削減にどう取り組めばいい?

ソーラー発電システムの写真話題

いま世間では電力不足が騒がれていますね。

休眠中の原子力発電所、火力発電所を再稼働して
電力不足を解消しようと政府も動いているようです。

夏が早く来て暑い日が続いており、
エアコンの稼働が増えている事、
北方からのガス供給が減りそうだというのが
大きな理由ですが、果たしてそうなのでしょうか。

私が思うに、技術の進化に伴い、
そもそもの電力消費量が増えすぎているのではないかと。

考えてみたんです。
以前より電気を使うことが増えたよな~。と。

電力使用量を減らしたり、電力を作ったり、
私たちにできることはあるでしょうか。

電気を使うもの

昔からある電気製品

照明、エアコン、冷蔵庫、テレビ、洗濯機、掃除機、扇風機、
アイロン、電話、電車・・・・

これらはずっと昔からあります。

最近増えてきた電気製品

私が大人になるにつれて増えた電気製品と言えば

オフィスワーク中の写真

パソコン、スマホ、ネットワーク機器など、
いわゆるOA化、IT化、通信技術の発達によって
電気製品は激増しました。

これから増える電気製品

これからまだまだ増えそうなものとして

電気自動車、電動自転車、オール電化、監視カメラ、
ドライブレコーダー・・・

TOYOTA Concept-愛i

まあとにかく、一番大きいと思うのが
自動車やガスコンロ、お風呂など
これまでガソリンやガスを使って燃焼させて
エネルギーを発生していた機械類が、
どんどん電気を使うようになってきていることです。

この流れは変わりそうもありませんね。
火力に対して電気は安全性が高いですから
となれば発電量はどんどん増えていくわけです。

世界では二酸化炭素排出量を減らそう
脱炭素社会を作ろうと言っていながら、
片や電力消費量は増加傾向にあります。

発電(電力供給)方法

電力を発生させるのはもちろん発電所です。
その発電所の発電方法はいくつかに分かれます。

火力発電

火力発電は化石燃料(石油、石炭)を燃焼させて
その燃焼エネルギーでタービンを回して発電しよう
というシステムですから、これを増やすのは
脱炭素に逆行します。

火力発電所の写真

原子力発電

原子力発電はご存じの通り
核融合によるエネルギーでタービンを回して発電しますから、
わずかな量の燃料で大量のエネルギーを生み出し、
一度燃料を入れると、少なくとも、1年間連続運転ができます。

原子力発電所の写真

ただし、万が一事故が発生すると、
周辺住民が住めないほど大規模な災害になります。
これも手放しでは賛成できない。

地熱発電

地熱発電はマグマによる地熱で水蒸気タービンを回して発電します。
なので二酸化炭素の排出量はわずかです。
また発電に使った高温の蒸気・熱水は、
農業用ハウスや魚の養殖、地域の暖房などに再利用ができますから、
非常にエコです。

地熱発電の写真

安定的に発電できますが、その性格上、
発電所を作るには公園や温泉などの施設が点在する地域と
重なってしまうのが難点です。

また、火山性ガスには二酸化炭素が含まれることが多く、
発電量あたりの二酸化炭素排出量がガス火力発電並に大きい
場合もあるそうです。

その他の発電

二酸化炭素を発生せずに発電機を回す動力は
水力、風力、太陽光ぐらいしかないみたいです。

風力発電

風力はコストが安く、すぐ設置できるなど
メリットも多く魅力的ですが、
安定して風が吹く環境というのはなかなかない。
風力が弱いと発電効率が悪いですし、
強すぎても破損の恐れがあったりします。

風力発電の写真

太陽光発電

太陽光は晴れていればいいですが、
雨が続いたり、曇りの日、夜間は発電できません。
これもまた不安定。

ソーラー発電システムの写真

水力発電

水力はどうでしょうか。
川上から川下へ水か流れるエネルギー
発電機を回しますから二酸化炭素は輩出しません
これはよさそうです。
ただし、冬の降水量が少ない時期には川の水量が減り、
安定的に発電できない場合があります。

ダムの写真

1950年ぐらいまでは水力発電が
日本の発電量の70%以上を占めていたらしいですが、
火力発電や原子力発電の方が安定的に発電できる
という理由で現在の水力発電量は7%程度しかないらしいです。

家庭での発電

太陽光発電

最近は太陽光パネルを家庭に設置し、
電気を自給すると同時に、
余った電力を売る「売電」ができるようになりました。

一軒家持ちの場合は
チャレンジされている方が多いのではないでしょうか。

Jackery SolarSaga 100 ソーラーパネルなどは、
折り畳みや持ち運びもできるので
マンションのベランダでも太陽光発電ができる
便利ものです。

私はマンションの屋上にも
積極的に太陽光パネルを設置して、
出来るだけ自給できるようにしていくのがいいと思います。

こんな発電アイデアどうですか?

このほかにもこんなアイデアがあるのですが
できることから取り組んでみませんか?

家庭用水力発電

家庭の台所やお風呂の蛇口に付ける
ポータブル水力発電装置があればいいと思います。

と思ったら、ありました。

⇒ 家庭用水力発電装置

毎日どこの家庭でも必ず水を使いますからね。
そのエネルギーを使わないのはもったいないです。

食器を洗うとき、お風呂をためる時、庭に水を撒くとき、
車を洗うとき。
水を使うときすべてで発電出来たら楽しいと思いませんか?

充電自転車

坂道などを楽に走りたいからと電動自転車が増えています。
下り坂では充電できる機能はあるようですが、
いっそのこと体力自慢の人は自転車で走れば走るほど充電できる
充電自転車があってもいいんじゃないかと思います。

これもありました!

⇒ 自転車発電 踏みながらスマホ

通勤、通学に健康増進も兼ねて
バッテリーに充電する。

いっそのこと充電自転車レースなんて開催してみるのはどうでしょう?

充電オフィス

仕事でデスクワークばかりやっていると
足腰が弱ったり、運動不足になってよくないのは
誰もが思うこと。

だったらデスクの椅子をやめて
トレーニングルームにあるようなバイスクルで
運動不足を解消しながら充電できる装置
デスクチェア代わりに設置してはどうでしょうか。

仕事で考え事をしているときに
バイシクルを漕いで、自分のパソコン電力ぐらいを
発電するのもいいんじゃないかと。

ずっとそんなことはやってられないかもしれませんが、
休憩中や仕事終わりにトレーニング代わりに
バイシクルをやって、充電するっていうのは
いいんじゃないかと思いますね。

と思ったらこれもありました!

⇒ フィットネス発電リハビリトレーニングデバイス

今はいろんな発電ツールがありますね♪
まだまだ脱炭素に貢献できることはあるはず。
探してみたいと思います。

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