最近は高速道路などでの「あおり運転」がしょっちゅう話題になってます。
昔から先を急ぐ車が前の車に異常接近したり、
急激な車線変更を繰り返したりっていうのはあって、
自分も異常接近や急激な割込みをされた経験があります。
たいていは抜かれてしまえばどんどん先に行ってしまうので、
一瞬ムカつくだけでその場限りで終わるんですが、
最近ニュースになるのは執拗ないやがらせのように
進行方向を蛇行して先に行かせないようにしたり、
急停車して思わずぶつかりそうになる、
あるいはぶつかってしまうケースが多いですね。
いったい何にムカついているのか知りませんが、
先日の逮捕事件に至っては
高速道路上に斜めに停車して進行方向をふさいだだけでなく、
運転の男が下りてきて被害者を殴るなんてことが起きました。
助手席の女も携帯で撮影してるというバカップルぶりだからあきれてしまいます。
最初に動画を見たときは本当に衝撃的でした。
幸いドライブレコーダーで全て録画されていたので迅速な逮捕劇となったわけですが、
これで話題となったのが360度ドライブレコーダー(通称ドラレコ)。
ドライブレコーダー(ドラレコ)とは
ご存じの通りドライブレコーダー(通称ドラレコ)とは、
クルマを運転しているときの映像や音声などを記録する車載装置です。
急停止などで車両に大きな衝撃が加わったとき、
その前後十数秒間の車両の映像を記録します。
音声も記録するタイプもあります。
なかなか秀逸な代物ですね。
交通事故を起こしてしまった時や
ニアミス、あおり運転を受けたときなどの状況を映像として記録します。
ドライブレコーダー(ドラレコ)が記録した映像をあとから見直せば、
ドライバーがどんな運転操作をしたかが分かり、
交通事故の詳しい状況を簡単に、また客観的に分析することができます。
ドライブレコーダー(ドラレコ)の構成は
主にカメラと本体(記録装置)ですが、
最近はカメラと本体が一体化している「カメラ一体型」が主流です。
取り付け方法も様々で、
- フロントガラスに吸盤で取り付けるタイプ、
- カメラだけをダッシュボードに固定するタイプ、
- ルームミラーに取り付けるタイプ
などがあり、用途に応じて選べます。
ドライブレコーダー(ドラレコ)の主な機能
主な機能はもちろん事故前後の映像録画ですが、他にもいろいろな機能があります。
GPS機能によって時刻や位置などのデータを取得でき、
事故が発生した場所の特定にも役立ちます。
事故や急停止などがどうやってわかるかというと、
「Gセンサー」(加速度センサー/加速度計)という装置で衝撃を感知します。
録画方法は「常時録画型」と「イベント録画型」の二つに大別されます。
常時録画型:
常に数十秒から数分の動画を連続して記録し
、内蔵メモリーの容量がいっぱいになると古い映像を消しながら新しい映像を記録しています。
イベント録画型:
事故やニアミスなどの車両への衝撃を感知すると、
その瞬間の前後の映像をSDカードなどのメモリーカードへ自動的に移動させ、
映像が消えないように保存します。
その他にも多様な機能が搭載された機種があります。
駐車監視機能:
エンジンのかかっていない駐車時などにも録画が可能な機能もあり、
このタイプは人の動きや、衝撃を感知した際に録画します。
アクティブセーフティ機能:
信号待ち後などで前の車が発進した後、自分の車が発進しないと警告音などで知らせる機能、
車線からのはみ出しを警告音などで知らせる機能、
前のクルマとの接近を警告音などで知らせる機能、
などです。
ナイトビジョンやHDR:
夜間などの暗い場所での撮影や、
HDR(ハイダイナミックレンジ)を使用して、逆光やトンネルの出入り口などで色飛びなどを抑える機能です。
夜間のナンバープレートを、明確に映し出すのにも効果的です。
無線LAN接続:
無線LAN接続対応機種では、スマートフォンやタブレットでドライブレコーダーを操作することができます。
撮影した映像などをスマートフォンにダウンロードしたり、バックアップ、
SNSなどへ投稿したり、ドライブレコーダーの設定変更ができたりします。
360度全方向ドライブレコーダー
これまでも前方だけ、前後方2方向のドライブレコーダー(ドラレコ)はあって、
それはそれで効果を上げていたけれど、カメラの進化によって
360度全方向カメラというものが出現たことは非常に画期的。
前とか真後ろだけじゃなく斜め前方斜め後方もとらえることができるため、
事件発生前後のすべての状況がわかるようになりました。
自分も最近は軽自動車に乗っているので、
大きな車に割り込まれたりとかはしょっちゅうで、
車体だって普通車よりは全然弱いから不安でしょうがありません。
また、日頃はもっぱら奥さんが運転しますから、何かあったときに
か弱い女性の場合は相手に強引に押し切られたりすることも想定されます。
最近はドライブレコーダー(ドラレコ)の録画も証拠能力が認められ、
事故発生時の映像を警察や保険会社に提出することで、
事故の参考資料として採用されることがあるそうです。
事故の当事者間の言い分が違うときなどは、
ドライブレコーダーの映像が真実を証明したり、
事故処理がスムーズに行われたりすることも。
過失割合が変わる場合もあるといいますから、やっぱり映像記録って大事ですね。
なので、しばらく前から家族とドライブレコーダー(ドラレコ)の購入を検討しています。
最初は安いドライブレコーダー(ドラレコ)を取り付けようと思っていたんだけど、
今回の事件を見てぜひとも360度ドライブレコーダーをつけたくなりました。
あの事件以来360度ドライブレコーダーは
売り上げが急増しているというから急がないといけませんね。
ドライブレコーダー(ドラレコ)
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