お盆に友人が帰省の予定でした。
大学時代の同窓生との会食や県外ミニ旅行の計画をたてていたのですが、
ご存じの通りコロナ感染症が全国で拡大してしまって、会食もミニ旅行もできなくなってしまいました。
せっかく帰省してくれるはずだった友人とまったく会えないのも残念過ぎる!
そうだ、いま流行りのオンライン帰省があるじゃないか!?
ということでオンライン同窓会を企画することになったのです。
テレビ番組でよく使われているZOOMやSkypeも考えたのですが、
みんなが使っているLINEもそういった機能があるらしいと聞いたので
さっそく調べてみました。
やっぱりありました! LINEでオンライン同窓会できる方法が。
LINEの同時通話機能とは
ご存じの通り、LINEには通常の音声通話機能に加え、ビデオ通話機能がついています。
通常は一対一で通話するのですが、
通話相手をグループにすることでグループラインの誰もが通話に参加することが可能になるんです。
しかも一度に通話できる人数はなんと500人!
本気になれば相当大規模な集会も開けそうです。
とはいえ、ビデオ通話の画面に同時に表示できるのは6人まで。
しかしほかのメンバーもリストには並んでいるので、そのメンバーをクリックすれば画面に呼び出すことは可能です。
LINE同時通話の欠点としては参加者が増えるほどデータ通信量が増えるので、通信が途切れやすくなること。
その場合は画面表示をオフにして音声通話だけにすれば多少回復するようです。
LINE同時通話の手順
実際に同時通話するにはどのような手順を踏めばいいでしょう?
1.グループラインを呼び出す
2.画面右上の電話マークをタッチ
3.ビデオ通話マークをタッチ
4.会話画面に「グループビデオ通話が開始されました」という表示が出る
「参加」をタッチすればグループの誰もが参加可能になります。
参加者は「カメラをオンにして参加」をタップすればライブ画像(自分の顔が映る)を選ぶこともできるし、
「カメラをオフにして参加」をタップすればアイコン表示での参加も可能です。
参加者が増えるごとに画面に参加者の顔またはアイコンが表示されます。
欠点としてグループビデオ通話が開始されたという通知は出ないらしいので、
あらかじめ時間を決めておくか、開始直前に文字トークで知らせておくことが必要です。
LINE同時通話 もう1つの方法 グループミーティング
もう1つの方法にグループミーティングという方法があります。
1.トーク可能メンバー一覧画面右上2番目のカメラアイコンをタップ
2.「ミーティングを作成」をタップ
3.「ミーティング」が作成されるので「招待」ボタンをタップして招待する相手(今回の場合はグループ)を指定
4.トーク画面に招待のコメントが表示される
5.参加希望者はリンクをクリックすることで参加できる
参加者は「カメラをオンにして参加」をタップすればライブ画像(自分の顔が映る)を選ぶこともできるし、
「カメラをオフにして参加」をタップすればアイコン表示での参加も可能です。
参加者が増えるごとに画面に参加者の顔またはアイコンが表示されます。
同時通話中の機能
同時通話中の画面をタップすると画面の右上にこのようなアイコンが並びます。
左のアイコンから
- 画面分割の切り替え
- カメラの向きの変更
- 映像のオン・オフ
- 音声のオン・オフ
- 通常のトーク画面の呼び出し
- 通話終了
です。
1.「画面分割」は、参加者の顔を同じ大きさに表示したり(1度に6人まで)、1人をアップにして他の人を小さく並べたり、お好みで切り替えをすることができます。
2.「カメラの向きの変更」は、カメラの表と裏についているカメラの切り替えができます。
3.「映像のオン・オフ」は参加画面に自分の顔を映したり、アイコンを表示させたりの切り替えができます。飲み物を取りに行ったりトイレ行くなど離席するときにはアイコン表示するなど便利な機能です。
4.「音声のオン・オフ」は、例えば誰か1人が講義をする場合など、他の参加者が発言しないようなシチュエーションの場合に、不要な音声が混じらないようにすることができます。
5.「通常のトーク画面の呼び出し」は、ミーティング中に映像画面を縮小し、同時にトーク画面で文字打ちすることができます。
6. 途中退出や、ミーティング終了時には「終了」アイコンをタップしてください。
通話してみてわかったこと
やっぱりLINEは便利でした。
なんといっても日頃みんなが使っているアプリなので、ZOOMやSkypeなどよりも普及度合いが高いですから、手軽に利用できます。
また、webカメラやマイクを設置するなどの面倒なセッティングなどが必要ありません。
だだ、弱点もあります。
1.スマホが熱くなる
ビデオ通話は長時間になりがち。実際私たちも1時間ぐらい話しました。
そんなに長時間スマホを使うと、かなり本体が熱くなることがわかりました。
2.スマホを固定する方法があったほうがいい
長時間手に持ったままの通話は疲れます。
どこかに立てかけるか、100円ショップに売っているようなスマホスタンドを用意すると便利でしょう。
3.参加者の中にはなぜか映像が横向きのままで、スマホの向きをどのように変えても向きが変わらない事例があった。
これについては理由がわからないままです。私のスマホがそうなったのなら状況分析もできるのですが、他人のスマホについてはその時の状況がはっきりとわかりませんでしたので、今後の研究課題にしておきます。
4.できるならPCで参加したほうが便利
やっぱりPCだと画面が大きいし、安定がいいのでミーティング中も疲れにくいですね。
大きい画面はトーク画面とミーティング画面(みんなの顔が映っている画面)のそれぞれの同時が表示可能ですから操作性もいいです。
キーボード入力もできて便利です。
内蔵カメラの性能がいいせいか、映像もきれいでした。カメラ内蔵のパソコンなら手間いらずですね。
内蔵カメラがないPCの場合は映像なしで参加するか、またはwebカメラを購入すれば映像込みで参加することは可能です。
PC参加の方法
1.LINEのサイトにアクセスして、PC版のアプリをダウンロード
2.スマホのアカウントでログイン
※ 注意点、PCでログインする前に、スマホのLINE設定画面から「アカウント」をタップして「ログイン許可」を許可しておくようにしましょう。
まとめ
実際にオンライン帰省を体験してみての感想です。
リアルでの集まりの場合は、大人数集まったとしても、となり通しや周りの何人かずつで勝手に話すことが可能だけれど、
オンラインの場合は全員で同じ音声を共有しますから、お互い譲り合って話すことが必要です。
誰か1人が話しかけて、誰か1人が答えていくというスタイルでいきましょう。
勝手にみんなが話し始めると収拾がつかなくなります。
あるいは、ずっと話せない時間が長い人がたくさん出てきます。
このような制約はありますが、いつもは会えない遠くの友人とすぐ繋がれますし、
今回のようにコロナで会食さえできない環境であっても元気な顔を見ることができます。
いい時代になったなあと思います。
これからもチャンスがあればチャレンジしたいですね。
お役に立てれば幸いです。
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