コロナウイルス蔓延は本当に危険なのか

 

 

2020年4月現在、

世界中でコロナウイルスの蔓延が重大ニュースとなっている。

ここではコロナウイルスについて、少しずつ調べて行きたい。

 

そもそもコロナはインフルエンザと比べて危険なのか?

 

コロナウイルスの感染者数は4月4日時点で4205人

亡くなった方は累計で95人だ。

 

世間で言われている「感染爆発」が起これば、

 

スペインで 感染者12万5千人、死者12000人

フランス 死者7500人

イギリス 死者4300人

中国   死者3300人

 

と、こんな風に日本もなってしまう可能性がある。

世界では人口の半分、約39億人が外出制限を受けているそうだ。

 

都内を中心に「感染経路不明」な人が増えているのが心配。

約7割が「感染経路不明」なんだそうだ。

 

そろそろ「緊急事態宣言」をすべきだという声が強くなってきている。

 

 

インフルエンザは毎年国内で流行している。

厚生労働省のサイトではインフルエンザについてこう書かれている。

 

 

例年のインフルエンザの感染者数は、
国内で推定約1000万人いると言われています。
国内の2000年以降の死因別死亡者数では、
年間でインフルエンザによる死亡数
214(2001年)~1818(2005年)人です。
また、直接的及び間接的にインフルエンザの流行によって生じた死亡を推計する超過死亡概念というものがあり、
この推計によりインフルエンザによる年間死亡者数は、
世界で約25~50万人、日本で約1万人と推計されています。

 

なんだ、インフルエンザの方がよほど危険じゃないか。

と思うなかれ。

 

いま発熱して「もしかしたらコロナじゃないか?」と思っても、病院がPCR検査をしてくれないんだ。

森三中の黒沢さんがコロナに罹患したけど、最初は病院からまったく相手にされず、かなりしつこく頼み込んでやっと検査をしてもらったら陽性だったらしい。

 

国から決められた手順通り保健所に相談してもかかりつけ医に回されるし、多くのかかりつけ医ではPCR検査にたどり着く流れに組み込まれていないらしく、結局あちらこちらたらいまわしにされてしまうとのこと。

 

これじゃ感染者数が増えていかないわけだ、検査しないんだから。

 

 

 

 

 

 

コロナウイルスは経済的も打撃が

 

新型コロナウイルスの世界的蔓延によって、各国は相次いで”国境封鎖宣言”を行っている。

コロナウイルスはグローバリズムの原点である「人の自由な行き来」をも停滞させてしまっている。

 

もちろん日本にも大きな影響をもたらすことにも。

 

少子高齢化によって働き手が少なくなり、経済の拡大が難しくなってきている中、安倍政権は「インバウンド」つまり外国からの観光客による観光業を中心とした産業振興を目指したんだ。

 

2019年2月には260万人超の訪日外国人が来て、「観光立国」の目標は順調に進んでいるはずだった。

 

ところがコロナウイルスの蔓延によって2020年2月のデータでは58%減108万人に落ち込んでしまっている。

世界各国が日本への渡航を制限しているからだ。

 

特に一時「爆買い」で有名になった中国からの訪日に至っては88%も落ち込んでいる始末だ。

 

 

このほかIMF(国際通貨基金)の発表によると、2020年と2021年の世界経済の見通しは、リーマンショック後の2009年と同程度かそれよりも悪い景気後退局面に入ったことは間違いないらしい。

 

日本でも当然影響を受けるし、

ニッセイ基礎研究所の試算では、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の1~3月期の運用実績は世界的株安の影響で17兆円の赤字なんだそうだ。

 

グローバリズムというのは本来「人・モノ・金」が自由に行き来するのが特徴なんだが、このグローバリズムは皮肉なことにコロナウイルスをも世界に広げてしまう結果となっている。

 

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