予約奨学金の季節がやってきた。学費の算段は親の務め。

 

予約奨学金の季節

 

先のことだと思ってましたが、いよいよやってきました。

予約奨学金申請の季節です。

 

 

今や大学進学を目指す学生の40%以上が

奨学金を借りるというデータがあります。

 

第1回予約は5月28日締め切り。

 

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の奨学金には

給付型貸与型の2種類あって、

給付型は家庭の収入事情によって就学が困難な家庭に給付されるものです。

 

生活保護家庭住民税非課税家庭などには

給付型がおススメです。

 

 

親の所得を理由に大学進学をあきらめていたような若者に

大学教育を受けさせることができる。

 

ありがたい制度です。

 

まさにリアル「ドラゴン桜2」ですね

 

 

4人家族の場合、家庭収入総額が460万円を超えると

給付はなくて「貸与型」つまり学生ローンになります。

 

貸与型奨学金も家庭収入に応じて

第一種(金利なし)と第二種(金利あり)に分かれます。

 

 

 

 

 

奨学金は借りないに越したことはない

 

貸与型奨学金は結局は借金ですから

借りないに越したことはない。

 

我が家はこれまで、子供の大学だけは卒業させたいと

夫婦二人で貯蓄をがんばってきましたから、

まあなんとか奨学金を借りなくてもすむかな~と

思っていました。

 

しかし、最近のコロナ感染症の蔓延で、ニュースなどで

親の仕送りが滞り、バイトもなくなって

大学を辞めなければならなくなった大学生の事例などを見てしまうと、

さすがに将来に若干の不安を覚えるようになりました。

 

子供の卒業まで親の私たちの仕事が確実にあるとは限りません。

 

 

さらに、実は私は50代後半で、

子供の大学在学中に定年を迎えてしまいます。

 

もちろんまだまだ働くつもりではいますが、

再雇用ともなると収入の減はまぬがれません。

 

 

 

なので、とりあえず貸与型奨学金を借りておいて、

卒業後に一括返済することで

在学中は何か突発事項が起きても対処できるよう

手持ち資金を減らさない計画を立てました。

 

 

定年後の収入によっては

あらためて給付型奨学金を申請することも考えられます。

 

 

銀行の教育ローンなども考えられますが、

金利が3%とか取られるので返済が大変です。

 

その点、JASSOの貸与型奨学金は金利が安い!

 

 

2020年度は

 

金利固定方式で       0.07 %

5年ごとの利率見直し方式で 0.002%

 

これなら月額5万円(年60万円)借りて

4年で240万円借りたとしても、利息は3万円程度。

激安ですね!

 

 

 

子供にとっては奨学金は結局のところ借金

 

奨学金は親が借りるものではありません。

奨学金申込者は学生本人です。

 

そう、子供にとっては人生初めての大借金です。

 

 

我が家は一応学費の目途がついており、

資金繰りのためにとりあえず借りる程度のつもりでしたから

ちゃんと説明すれば子供もすんなり受け入れてくれるかと思いましたが、

まったくの想定外。

 

 

子供からの大反対を食らってしまいました。

 

借金するぐらいなら高卒でいい!

借りてまで大学なんか行きたくない!

 

と大爆発。

 

 

よく考えれば当たり前でしょう。

 

高校生、しかも受験ストレスのたまる受験生に

200万円以上の借金をさせようっていうんですから

そりゃ動揺します。

 

 

じっくり説明して、最後はしぶしぶ同意を取り付けましたが、

本当に申し訳ないと思います。

 

借りる分と同額のお金を子供名義の口座に定期預金して

通帳を見せながら安心してもらってから申し込もうと思います。

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました