【動画あり】激闘100m決勝 山縣亮太が日本新!多田修平も五輪派遣標準を突破!

 

 

6月6日、鳥取の布勢総合運動公園で行われた
布勢スプリントグランプリ」での100m決勝

 

山縣亮太選手が9秒95の日本新記録を出しました!

 

2位多田修平選手も自己最高10秒01

オリンピック標準記録をクリアしました。

 

動画を見てもわかる通り、

1位、2位は差があってないようなもの。

 

山縣選手と多田選手の差はたったの0秒06

スタートのちょっとしたミスでも

この差は出てしまいます。

 

2人とも完璧なスタートを切りましたが、

中盤以降のいわゆる減速エリアでの伸びが

山縣選手は違いました。

 

 

 

 

本人もフワフワした感じと表現していたようですが、

もうそこは異次元の世界なんでしょう。

 

 

 

 

男子100m 決勝(+2.0)
1着 山縣 亮太(セイコー) 9.95 NR GR
2着 多田 修平(住友電工) 10.01 GR
3着 小池 祐貴(住友電工) 10.13

 

 

 

我が子も高校では陸上短距離100mを走っていましたから、

このタイムの凄さはよ~くわかります。

 

日頃から激しく苦しいトレーニングを積んで、

毎日ヘトヘトになって帰ってくる我が子を見て

 

陸上とはこんなにも大変なものなのか

 

と思っていました。

 

小中とサッカーをやっていたので

体力・持久力・瞬発力には自信があったはずですが

陸上はまた別のようでした。

 

肉離れを起こしたのも初めて。

スタート時の瞬発力の凄さがわかります。

 

 

それだけ激しいトレーニングを積んでも

本番はたったの10秒ちょっと。

 

スタートのミスも許されません。

 

過酷なスポーツですね。

 

 

オリンピックを間近に控えたこの時期に

山縣選手が日本記録を出せたのは

肉体もメンタルも充実しているからだと思います。

 

もうすぐ日本選手権もあるそうですが、

そこでもこの調子で頑張ってほしいですね♪

 

 

山縣亮太選手

 

山縣亮太選手は広島県広島市出身。

スポーツ用品店の息子です。

 

とはいえ、サッカーグッズ中心のお店だそうですが(笑)

 

2歳上にお兄さんがいて、

そのお兄さんの影響で陸上を始めたのだそうです。

 

小学校は鈴が蜂小学校。

小学生のころから運動神経はよく、

陸上、野球、サッカーを掛け持ちでやっていたそうです。

 

小学校低学年のころの夢は野球選手。

3年生の時に2歳年上のお兄さんが

陸上大会で入賞し、大きな賞状をもらったのが

うらやましかったらしく、

 

自分も賞状が欲しくて陸上を始めたのだそうです。

 

4年生で広島ジュニアオリンピアクラブというクラブで

陸上をはじめました。

 

ここは為末大選手も所属した名門クラブだそうです。

 

そしてすぐに広島市の陸上競技大会で優勝。

5年生では日清食品カップ全国小学生陸上競技選手権で8位入賞。

 

中学は修道中学校。

偏差値の高い学校です。

中学時代のベストタイムは11秒24

 

これでも十分早いですね。もう高校生並み。

 

進学した修道高校では広島県高校総体3連覇

中国高校総体100mなど数々の大会を総ナメ。

 

高校2年では世界ユース選手権に出場、100mで4位

メドレーリレー銅メダルを獲得。

 

高校3年インターハイでは3位

全日本ジュニア陸上選手権では国体少年Aで優勝

高校時代のベストは10秒30

 

そして慶応義塾大学に進学。

大学1年では国体男子100mで10秒23

当時の日本ジュニア記録を樹立。

 

大学2年では10秒07

ついにロンドンオリンピックに出場しました。

 

ロンドンオリンピックでは4×100mリレーで4位入賞

 

 

ですが、大学3、4年ではケガに苦しみました。

 

 

そして今回。

満を持しての復活劇です。

 

これからが楽しみです!

 

 

 

 

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