林修先生といえば「いつやるの? 今でしょ!」のセリフがあまりにも有名です。
一流予備校「東進ハイスクール」の看板講師であり、日頃は現代文を教えています。
ところが、実は林修先生は数学が一番得意というのは知っていましたか?

[写真]=東進ハイスクール
ところが数学講師の世界では上には上がいて、とてもじゃないがナンバーワン講師にはなれなさそうだから、ナンバーワンになれそうな現代文に鞍替えしたんだそう (笑)
決して一番得意ではない科目でもナンバーワンを獲ってしまうあたりはさすが林修先生。
その林修先生が東大生に説教した動画があります。
その言葉も過激。
「東大生は馬鹿が増えた」
「東大生の下の方はスッカスカのカッスカス」
何を根拠に林修先生はそんなことを言ったのでしょうか?
はい、動画をみてお分かりの通り、非常に明快ですね。
昔に比べて少子化が進み、毎年の受験者数が減っているにもかかわらず、東大の募集定員は変わらない。
つまり、昔に比べて東大合格のハードルがものすごく低くなっているということです。
浪人がいなくなって現役生だけが受験すれば全員どこかの大学に合格する時代になってしまっているということです。
このこと林修先生は具体的な数字を使い、
非常にシンプルな数学、いや算数で説明してくれます。
これが数学的思考で、林修先生はこの数学的思考が一番大事だと強調しています。
非常に説得力のある解説ですね。
また、林修先生は
「好きなこと、嫌いなこと」「できること、できないこと」をマトリクスにして、
「好き嫌い」でなく「得意不得意」で仕事を選ぶべきと語ります。
非常に合理的かつ数学的な発想ですね。
ホリエモンこと堀江貴文さんは「自分の好きなことだけやれ」派ですが、
林修先生は対極にいる人だと感じます。
ちなみに堀江さんと林修先生の主張はどちらも正解だと思います。
堀江さんのように好きなことを突き詰めれば、本人はハッピーな人生を送れるかもしれません。
「仕事そのものが好きな事だ」という人はそれでいいでしょう。
ただし、好きなだけでその世界で一流になれる人というのは少ないと感じます。
林修先生のように、得意なこと、できることを突き詰めれば伸びる可能性は高いかもしれません。ただし、得意だからと言って好きな事とは限りませんから、仕事は仕事と割り切って生きていく必要があります。
最終的には、どちらの人生を選ぶのかを自分でしっかり決めることが必要だと思いますね。
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