前回、テレビ番組におけるボクの一番古い記憶が「鉄人28号」だと書いたが、これと時期を同じくしてやっぱり強い記憶に残っているアニメといえばあの有名作品「鉄腕アトム」を挙げないわけにはいかない。
テレビ放送は「鉄人28号」と同時期の1963年から1966年まで全193話が放送された。
だから僕が4歳のころまでは放送があったわけで、記憶に残っている。
鉄腕アトムは鉄人28号と同じくロボットではあるが、人間と等身大であることと、自分の意思を持っていることが大きな違いだ。ロボットというよりは「人造人間」といえばいいだろうか。
自分からコミュニケーションもとるし、感情もある。人間らしい顔つきもしている。
鉄人28号のような操り人形的マシーンではなく、となりにいる”ともだち”としてのキャラクター作りをしているのが鉄腕アトムだ。
それでいて空も飛べるし強大なパワーも発揮できるし、弾丸などの攻撃も跳ね返す強さも持っている。
鉄腕アトムはまさに無敵ともいえる人造人間ではあるが、感情があるがゆえに弱さも持っているというところが子供ごころを揺さぶったものだ。
鉄腕アトムの作者はもちろん誰もが知っている天才漫画家手塚治虫。
手塚治虫の作品は多くとても書ききれるものではないが、テレビアニメでお世話になったものといえば、
・ビッグX
・ジャングル大帝
・W3(ワンダースリー)
・リボンの騎士
・どろろ
・ふしぎなメルモ
・海のトリトン
・ジェッターマルス
・ミクロイドS
・悟空の大冒険
実写版でも
・マグマ大使(実写版)
・バンパイア
・サンダーマスク
コミックでも
・ブラックジャック
・三つ目がとおる
などがある。
どれもこれも名作ばかりだ。
手塚治虫の漫画はキャスト制という制度をとっているのが特徴なのは有名。
これだけバラエティに富んで多ジャンルの漫画が揃っていながら、同じキャラクターが何度も違う作品に登場しているのを見たことがあるだろう。
たとえばランプ。
ヒョウタンツギ。
スパイダー。
これらのキャラクターはいろんな手塚作品のちょっとしたコマにでまくっている。
それどころかお茶の水博士やブラックジャックだっていろんな作品にゲスト出演している。
手塚作品のキャラクターについては公式サイトまであるからのぞきに行ってみると楽しい。
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