エンゼルス大谷翔平がまたケガだ。
大谷翔平は
2017年10月に右足首の有痛性三角骨除去手術、
2018年10月にトミージョン手術、
そして今回は左膝の二分膝蓋(しつがい)骨の手術だ。
アメリカに行ってから毎年手術の3年連続。
二分膝蓋骨というのは分裂膝蓋骨の一種で、膝蓋骨の一部が分裂した状態をいう。
分裂があるからといって必ず痛みを伴うわけじゃないが、痛みを伴う場合は有痛性分裂膝蓋骨というらしい。主に思春期の男性に多く、膝の痛みや動作に伴う痛みなどの症状が起こるのだそうだ。
明確な原因は分かっていないが、膝蓋骨が成長段階でしっかり癒合していないことや疲労性の骨折が考えられるそうで、大谷翔平の場合は後者だろう。
事故や転倒などによる膝蓋骨部の打撲などがきっかけとなりこともあるらしい。
またスポーツで膝に負担が大きくかかることが原因で発症することもあるとか。
野球、ソフトボール、サッカー、バレー、バスケットボール、陸上競技、ラグビー、これらの競技は膝に負担がかかりやすいので発生しやすい。
今回は手術ということになったらしいが、手術さえすれば比較的術後経過は良好らしいから安心できそうだ。
顔はいい、体格もいい、性格もいい。
野球でも走る、打つ、投げるの3拍子そろった規格外の能力を持つ大谷翔平。
天才っていうのは往々にしてケガに悩まされる傾向があると思うのはボクだけだろうか。
とにかく能力が高いから無理なプレーもやってのける。だからこそ肉体強度の限界を超えることも十分ありうるのだろうと思う。
あるいは、こんなことも思う。
アメリカに行った野球選手はだいたいが数年でケガをする。特にピッチャーは。
ボールが大きいとか、乾燥した気候だとか、硬いマウンドだとかで体を痛めやすいという話もよく聞く。
そもそもバケモノみたいな体格のハイパワーな選手ばかりが集まるメジャーリーグ。
これらバケモノに合わせたプレーをしようとすれば常に全力を出さなければ日本人の体格ではついていくのも難しいだろう。
ダルビッシュや大谷翔平は体格もいいのでこれは当てはまらないかもしれないが、それでもやっぱり常に全力で向かわなければ生き残っていけないのはかわらないだろう。
そう考えればイチローが大きなケガもなくメジャー人生を終えられたのは日ごろの独自のトレーニングなど、体のケアが本当に上手くいったんだろうと思う。
いずれにしても大谷翔平のショータイムを今季もう見ることができないのはとても残念だ。早く良くなって来季のスタートからまた僕らを楽しませてほしい。
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